女監察医 京都編(24)〈改修版〉
- 2016/07/22
- 22:00

全193ページ。
[所見・35] キマイラの犯罪
[所見・36] 晴明祭の夜
[所見・37] バッジの重さ
[所見・38] 会社の理念
[所見・39] 史上最悪の女検事
こちらからご購入いただけます。
→Kindle版販売ページへ
〈内容紹介〉
[所見・35] キマイラの犯罪
友人とバーで飲んでいた女性、名倉翔子が男に誘われ店外へ。その後公園で骨が折れるほど殴られレイプされた。犯人は初対面でいきなり明日香にデートを申し込んだ心臓外科の桜井医師。翔子が入院した先はなんと桜井が勤務する病院…彼女の病室に忍び込んだ桜井の目的は?
[所見・36] 晴明祭の夜
おとり捜査で暴行を受けた甲良刑事の体調に異変が。そんな時狐の生まれ変わりと言われる陰陽師、安倍晴明を祟る神社の近くで連続殺人事件が起きた。被害者は死んだほうが喜ばれる悪人ばかり。悪人たちを闇に葬る正義のヒーローを気取った殺人犯の正体は?
[所見・37] バッジの重さ
平林弁護士は証人に金をつかませ証言を変えさせるという噂がある。明日香はとめのが懇意にしている評判の和菓子店に行き、その美味しさに感動する。昔“人斬り平治”と呼ばれた店主は息子に店を任せ引退を決意。その息子が何者かに神社の階段から突き落とされ重体に…そして容疑者が平林に付き添われ自首してきた。
[所見・38] 会社の理念
ホウブン食品会社社長が自社製品の過失の責任をとり遺書を残して自殺した。視覚障害のある社員、赤穂ちづるは自殺現場の倉庫で足をひきずるような別の人間の足音を聞いたと証言するが、後に自分の勘違いだと撤回する。足にケガを負っている二宮専務に疑いを抱いた明日香は彼を問い詰めるが、二宮を逃がそうとちづるが明日香を襲う。
[所見・39] 史上最悪の女検事
京都地方検察庁に赴任し捜査一課の刑事たちを能なし呼ばわりする女検事・響華子。彼女の前任者が担当した妻殺しの容疑者・富岡が最高裁で無罪になったことへの文句だった。富岡の無罪が確定した後、彼の妻の死体が発見された。凶器は先の欠けたナイフ…その証拠のナイフを返せと富岡の弁護士から要求が。
スポンサーサイト