女監察医 京都編(21)〈改修版〉
- 2016/07/16
- 09:05

全178ページ。
[所見・20] 甲良刑事の危機
[所見・21] 哀しき男雛、女雛
[所見・22] 冷めた食事
[所見・23] 花の舞い
[所見・24] 兄弟
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〈内容紹介〉
[所見・20] 甲良刑事の危機
大阪府警薬物対策課の要請で麻薬組織壊滅のため単身組織に潜入を図った甲良刑事。組織の元締め・南川がいる所へは彼の部下・氏家の運転する車で行くはずだった。だが別の場所で氏家の他殺死体が発見された。甲良刑事を拉致した男の目的は初めから甲良本人。彼が甲良を拉致した理由とは…?
[所見・21] 哀しき男雛、女雛
ひったくりに遭ったとめのを助けた若者 檜垣満。彼の腕からはイレズミが見えた。その檜垣が自分の保護司を殺したとの容疑がかかる。明日香の解剖の結果、保護司殺しの犯人は左利き…黙秘を続ける檜垣。彼を異常なまでに憎む少年課の荒井刑事と、かばう荒井の娘かおり。三人の間には何が?
[所見・22] 冷めた食事
毎日のように娘の担任教師・平賀に苦情の電話をかけてくる中学生・三国澄子の母親。学校を休み行方不明の澄子を捜す平賀の前に現れた彼女は「家に帰りたくない」と訴える。翌日、富江の他殺死体が発見された。
[所見・23] 花の舞い
一般市民が裁判員になり、犯人を裁く裁判員制度。その模擬フォーラムに遊び半分で参加した市民たち。参考にしたのはすでに結審した事件だが、明日香は犯人の無罪を主張する。とまどう参加者たち…だが明日香の意見が彼らを本気にする。そして事件の謎解きと真犯人捜しが始まった。
[所見・24] 兄弟
幼い頃、親に捨てられ必死に生きてきた光也と塔子の兄妹。生きていくため悪事に手を染め、甲良刑事に補導されたこともある光也だが、塔子が難病と知ると真面目に働き出した。だが手術費用は入院費を含め数百万円。そんな時暴力団対策強化を訴えていた吉野議員が殺される。自首してきた犯人はなんと光也。妹の入院費のための凶行なのか?
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